韓流初期の名作的なくくりで、先日観て高評価だった『私の頭の中の消しゴム』に続いて
観て初めて知ったが、99年〜のネット原作、2001年作品ということで、日本の同時代のそれにも共鳴するようなオタク性のあるコンテンツだったんだなということがまず興味深かった
ネットで確認できたパラサイト以前、かなり最近までの韓国映画興収ランキングでは未だに78位に残っており(逆に日本での韓国映画興収で未だにパラサイトを超える『私の頭の中の消しゴム』は、韓国のベスト100には入ってない)、興味深い
私的には、この一昔前の何とも牧歌的なオタク性、テンプレ的な部分含め好きな方で、誠実さに好感持てた
妙にカメラが良い、めまいショット、スプリットスクリーンなどもあり…
ただやはり全体のカタルシスで言うと、というところ
連呼される「キョヌ!」まるで「キョン」のよう…
地下鉄でのゲロシーン、これまで観た韓国映画お得意の露悪性の中でも最たるもの…
一回目のラブホシーンで管理人が部屋を訪ねてきたとき、何で地べたに座ってたのかが、解らない