こまだこま

くるみ割り人形と秘密の王国のこまだこまのレビュー・感想・評価

3.4
「くるみ割り人形」のバレエと音楽が小さい頃から好きだったため、予告編も観ずに鑑賞。
身内を亡くした年に、浮き足立ったクリスマスイブの日を迎えるクララや父親のしっとりとした気持ちの表れが、物語を大人なものにしていた。その他はtheディズニーって感じ。善悪のプロットや、勧善懲悪の分かりやすさにディズニー映画を感じた。あとSW然り最近のディズニー作品は、ブラック系とアジア系の俳優さんよくメインとして使っている印象。
作中のクララの台詞で「寂しいほうが忘れない」「宝物のような思い出になる」というニュアンスのものがあって、それが物凄く心に染みた。そう考えると寂しさも思い出を形作る大事な要素なのかもしれないな。
原作のくるみ割り人形とは違ったアドベンチャーmovieだったが、楽しめた。エンドロールのデザインが可愛かったのと、エンディングの曲が良かった。叔父役でモーガン・フリーマンが出てきてびっくりした。
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