インパクトありました。
ざっとあらすじを聞いていて、
クライムアクションかなぁと思って観に行きました。
そして、良い意味で期待を裏切られました。
タランティーノ監督の独特の作風を知ることになります。
サスペンスと、そこはかとないユーモアの組み合わせ。
たわいもない蘊蓄、無駄話、意味ありげなストーリーテリング、暴力的なシーンが特徴でした。
「ミスターホワイト」「ブロンド」とか、お互いの名前を色で呼びあうなど、過去の映画にオマージュがささげらています。
それでいて、70年代80年代の、アクションやサスペンス映画とはまた異なったテイスト。
1992年公開のこの作品以降、アメリカだけでなく、邦画に与えた影響も大きかったのではないでしょうか。
物語は、6人の男がダイヤモンド強盗を計画するところから始まります。
しかし、計画はうまくいかず、追い詰められた倉庫内で男たちは緊迫した状況に直面します。
強盗シーンが山場ではなく、その前後の話という構成がめちゃくちゃおもしろ〜いと当時は思いました。
ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、スティーブ・ブシェミ、クリス・ペンなど個性あふれるメンバーが魅力的にそれぞれの役を演じています。
レザボアドッグス。
レザボアドッグスって、後で調べたけれど、深い意味はなかったんですね〜
現在、デジタルリマスター版が上映中ですって〜