カトキチ

レザボア・ドッグスのカトキチのレビュー・感想・評価

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)
5.0
間違いなく90年代を変えた一作。ストーリーに関係ないクールなダイアローグ、時間軸をずらした展開、たぐいまれなる卓越したDJセンス、これみよがしな引用………この作品以降、この手の映画がどれほど生まれたことか。フォロワーが生まれまくり、スタンダードになったという点において、タランティーノはゴダール以降の映画作家であるといっても過言ではない。ダイヤモンドを強奪した一味が一軒の廃屋に逃げ込み、ひとりは重傷を負って動けず、警察のイヌがその一味に潜り込んでおり、やがて仲間割れを起こした結果……というプロットは『血とダイヤモンド』と一緒じゃないかという指摘もあるが、これ日本人でも観てる人少ないのに、タランティーノが観てるか??
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