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レザボア・ドッグスのはまのレビュー・感想・評価

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)
3.5
今朝の一本目は、これも「聞いたことあるけど観たことなかったシリーズ」ですね。クエンティン・タランティーノ初監督作品!
個人的に、タランティーノ監督作って全部2時間超えのイメージがあるんですけど(笑)、これは手頃なお時間でしたね〜。1時間40分。

有名なやつだ!ってすぐ録画予約したので、あらすじとか全然知らなかったんですけど『レザボア・ドッグズ』ってタイトルは諸説あるんですね。
色々ありすぎてどれが監督の真の意図か色んなこと書かれてたけど、私はもうそんな深く考えてません(笑)

いいじゃんね、『レザボア・ドッグズ』ってもう口にした時の響きがかっこいいから☺️
タイトルのつけ方もセンス出ると思うけど、タラちゃんのは全部好き〜〜。

まだ全部監督作観てるわけじゃないけど、この時からタラちゃん節バリバリだったんですね。
スーツの男たち数人のなんのとりとめもない会話から始まって、その後に事件を起こすんだろうけど、結局事件の詳細とかは語られず。
彼らの会話劇で始まり、彼らの会話劇で終わる。
でも観ちゃう。なんでかなぁ〜〜。

でもこれのすごいところってこういう映画の完成度を担ってるのってほぼ脚本と俳優の演技になってくるから、監督と俳優の信頼が凄いんだなって。

「この中に警察の犬がいる!」
結局はそれを探り合う男たちの(時々醜い)お話。
こういう男たちの会話って、言葉通り以外にも言葉だけでは語られない部分もあると思うから(裏社会の人たちなんか特にね)、その端っこをちょっとでも感じられるのが、この映画を面白く感じられたところ。


スティーブ・ブシェミ好きなんですけど、今まで見たことある出演作の中でも普通にカッコいい方でちょっとビックリしました(笑)
「目が死んでる系俳優」上位です。好き。

…と思ってたけど、中盤からティム・ロスがグイグイきたー!!役柄もそうだけど、ブシェミと同じくこの時が一番カッコいいかも。


というかみんな、黒スーツで歩くのが超かっこいいんですよ………………
カルト的人気、分かるかもしれない。真似したい←
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