トゥルー・グリットのmamoruのレビュー・感想・評価

この作品は西部劇で良くあるような銃撃戦は全然でてきません。悪役も大悪党ではなく小悪党です。だいたい昔の栄光を自慢したり、相手を罵っていたりと喋ってばっかりです。なので１度観ただけだとなんとなくで良い映画になってしまいます。もう一度整理してみると、ウエスタンの終わりの時代背景や会話の意味、そして行動した結果など全てが繋がっており最後は号泣なくして観れなくなってしまいました。全てマティ―の引いた目線で語られる為最初の感情移入が難しいですが観れば観るほどいい映画です。