しっとり感のある、西部劇。
父の仇を討つ少女をヘイリー・スタインフェルドを好演しています。頭のキレの速さや太々しさ、垣間見える純粋さがよく表現できていて、魅力的なキャラクターでした。
真の勇者と云われながらも、血の気が多く大酒飲みな連邦保安官コグバーン。
テキサスレンジャーのラビーフ。
2人と一緒に、復讐をするために荒野を旅するわけなのですが、ただの西部劇とは異なり、全体的に優しくてあったかい。
コグバーンとは親子のような雰囲気が生まれ、終盤の展開にはグッとくる。
今作はコーエン兄弟によるリメイク版。いつかオリジナル版も観てみたいなと思います。