ごめんなさい。
原作が好きすぎて、魅せられすぎて、期待をしすぎないよう気をつけながら観てたけど、やっぱり映像化は難しいと思う。
飯豊まりえちゃんは勿論綺麗だし、演技にも申し分はない。でも白石いつみの美しさを表現するには演技ではなくその人自身の魅力がずば抜けてないとなかなか難しいのではないかと思う。まりえちゃんだと、太陽っぽく明るいけど太陽ではないのだよ…。
太陽のような明るさだけど、儚そうで、裏は冷酷で残酷で美しい、そんな人を表現できる人は果たしているのだろうか。
清水富美加ちゃんも元々好きなのだけど、小百合かというと…うぅぅん…。たぬき顔だからカワイイってイメージがついちゃうんですよ。
でも、いつみの文を朗読するときに後輩に向けた冷たい目はグッジョブ。
この2人は、じっと見てることすら許されなさそうなくらい、綺麗すぎてむしろ怖いような、そんな美しさじゃないといけないんだ。だからどうしても話に入り込めなかった。
多分、誰よりも私が、白石いつみに魅了されているのかも。
それと後輩たちが喚くシーンも、物凄く冷めた目で見てしまった。
誰が悪いとかはないのだけど、ひとつひとつが好みじゃなかった。
脚本の流れは何も申し分がなかった。共通の部分は同じシーンを使っていくのもとてもいい。ふたりが悪巧みをしながら楽しそうにしている後ろ姿がとても好き。
サロンとはいえ、学園内でバスローブになってるのは笑った。