ちい

君の膵臓をたべたいのちいのレビュー・感想・評価

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)
4.5
DISH//の『猫』という楽曲を好き過ぎて、この映画からインスパイアを受けて作られたと聞いて、ならば観なきゃ‼︎ってなったやつ。
思慮深く言葉や物事1つ1つを大切にする北村匠海の役柄が、これから亡くなる彼女を粗末にせず尊ぶ姿勢をしっかりと魅せてくれてて、北村匠海いいいいいいいいいいいいいい!ぎゃああああああああああああああああ‼︎…となるくらいには泣いた。“真実か挑戦かゲーム“をホテルで愉しむシーンや、福岡旅行の最後に心動いたシーン、家に呼ばれて起こったあの出来事、夜に忍び込んだ病院…高校生の歯痒いけど心地よい恋心と、死という重い現実が脳裏から離れず踏み込めない恐怖心とか、ザクザクと心打ってくるから、ティッシュかタオル用意して見た方がいいよ。
過去でもなく未来でもなく“今“を見て“今“をしっかりと生きた数ヶ月。病気の余命なんてただの人間の計算上のことで、人の命はそんなものでは図れない尊いものだし、死後も人は人の中で生き続けることができる描写は美しかった。
そんで〆に猫を聴いたら更にキュンキュンした。
ちい

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