このレビューはネタバレを含みます
重病の娘が嘘をついて男の子と遠くへ旅行に行くなんて親からしたらやるせないだろうなと思った。旅行中に急に亡くなるかもしれないのに。死ぬまでにやりたいことを達成したい気持ちはわかるけれど。
また、通り魔事件で亡くなったにもかかわらず、北村匠海が浜辺美波の家に線香をあげに行った時に、親がさも病気で亡くなったかのようなピュアな悲しみ方をしてるのが理解不能だった。いつか病気で亡くなる時のための心づもりはしていたかもしれないけれど、あんなひどい事件で亡くなっているのに事件に対して怒らずにいるのが、フィクションとはいえ腑に落ちない。