このレビューはネタバレを含みます
『君の膵臓を食べたい』
高校生男女の何とも言えない関係性(友達?親友?恋人?)が凄くいい。
一つ忠告するならば、これは恋愛映画ではないということです。
確かに好き?みたいな、甘酸っぱさはありますがそれはお互いを知っていくために必要な掛け合いなのであって、その根幹は「心を通い合わせる」ことを人生のテーマとしている主人公の思いそのものです。
ここがわたしには刺さりました。
「残り少ない人生、ぼくなんかと過ごさないほうがいいよ」
誰だっていつ死ぬかわからない。明日死ぬかもしれない。だったら今日一生懸命生きようと生きる一日の価値はみんな変わらない。
この言葉に出会えてよかったです。
家で過ごす時間が多い今、多くの方に見ていただきたいです。