ありんこ

ブレア・ウィッチのありんこのレビュー・感想・評価

ブレア・ウィッチ(2016年製作の映画)
2.5
この監督さんの作品、嫌いな方ではないと思うんだけど……これはダメだった。まあ、そもそも『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』も何が怖いのか全くわからなかったし。POVの映画も苦手だし。画面を直視したら確実に酔うと思ったので、流し見していたのもあるけど、単なる続編で終わってる。わざわざ16年後に作る意味もわからん。ドローンが出てきて「おっ?」とはなったけど、結局何の役にも立たなかった(笑)。
前作のヘザーの弟ジェームズが友人たちとともに姉の消息を求めて例の森へ入っていく。時間感覚がおかしくなり、迷子になり、テントの外で木のシンボルが作られてたり、パニックで仲間割れしたりともう全く同じ流れ。前作との違いといえば、例の家で何を見たのかが、それが今回具体的に姿を見せるくらい。やたら手足が長いだけのクリーチャーって感じだったけど(魔女なのか?)。
この手の映画の最大の謎として人々はいなくなるのに記録データ(メモリーカードやビデオテープ)だけはなぜか森で発見されること。仮に伝説の通りだったとして、魔女が惑わせた結果、彼らが自滅したのだとしたら、遺体も見つかってもいいのではと不思議でならない(真面目につっこんでも仕方ないのはわかっているが)。
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