このレビューはネタバレを含みます
お転婆娘のルイーズちゃんの自業自得話
無理に自分の要求を分かってもらおうとした結果…的な話?
独りの時間は自分の気持ちを整理したり相手の存在とその大切さに気づけたりと、確かに必要ではあると思うけど、ピュアボーイのレミくんは誘惑に負けてしまったのだろう…
レミの独占欲もほどほどに、ルイーズの遊び癖落ち着かせるのが折衷案ですがそんな上手くいったら何の見どころもないもんね。
オクターヴとルイーズの関係も訳わからないというか、ルイーズが都合のいいように使ってて、オクターヴはルイーズと関わっていればそれだけで嬉しくて、あわよくば…の気持ちで続いてるのかな。歪なwin-winできあがっちゃってる。
途中でルイーズがパリの家に帰って孤独な時間を、といいつつ手当たり次第連絡を取ろうとする辺り、本質的に独りが好きな訳じゃなくて別の居場所が欲しい人なんだろうか。放蕩癖があるって自覚してるし。
行きずり男の服装がなんか臭そうで気になったけどあの時代で服飾の感性尖りきったらあれもおしゃれに見えるのかな…
最後のお絵描きおじさんが作品の良心で、みんな良くも悪くも個性ありでした(おじさんも良いとこしか見えてないだけで可笑しいと思えるところがあるのかも)