はる

武士の家計簿のはるのネタバレレビュー・内容・結末

武士の家計簿(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤は退屈だったけど、後半は親子関係も絡まって面白くなった。
息子の成之は代々続く算術の家系に生まれたが、武士なのにそろばんを使う事が納得出来なった。
でも、大村益次郎に「君のそろばんの技は兵隊1万人に匹敵する」と言われてたよね。あのシーン好きだな。
父の教えが報われて良かった。
その後、新政府になっても登用されている。

そして、父、直之が成之に背負われて「城へ行きたい」っていうラストシーンが忘れられない。
そろばんの仕事に誇りを持っていたんだろうね。

他界した私の父は、闘病中に「船をみたい」と言って何度も母に海岸線をドライブさせていた。
港の仕事をしていた父と、直之のラストシーンがかぶってしまう。

私にとっては特別な作品になった。
はる

はる