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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版のloyunのレビュー・感想・評価

4.5
登場人物が多いのと、顔も似ているので結構混乱する。

舞台は台湾。主人公たちは中学生ぐらいと、まだまだ小さいが、作中の中では大人に見える。あの時代の中、彼はもう大人として生きて行かなくてはならないのかもしれない。責任や、親世代からの期待。抑圧されながら、身近な人間関係の中で大人になろうとした結果あのような結果になってしまったのかもしれない。

とても長い映画。目を見張るような場面はなかったが淡々としつつ、たまにロマンチックな起伏のある映画でした。

終始切ない。当時の時代の生きづらさと、生きようとする人々。時代のせいで、という言葉が出てしまいます。


以下メモ
小四:主人公(派閥に属してないらしい)
小明:元ボスの恋人
小馬:主人公と仲良くなる(武器が家にある)

小公園
ハニー:主人公が関わっていく派閥の元ボス
王茂:主人公と仲の良い小ちゃい子
滑頭:主人公とよく喧嘩する子(同じ派閥)

217
山東:敵対派閥。滑頭に近づく。

葉っぱ:217から借金してる
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