牯嶺街（クーリンチェ）少年殺人事件 デジタル・リマスター版のとくまのレビュー・感想・評価

正直不良達の抗争の構図はあまりよく把握出来なかったけど、社会背景も頭に入れつつ、大人も子どもも将来への不安に飲み込まれないよう一生懸命生きていたんだな…と思った。抗争と主人公周りの生活シーンがずっと続く。
主人公の小四は目立つポジションではなく至って平凡だし口達者でもない。ヒロインとの関係も段々一方通行に見えたけど、にしても殺人事件起こす程抱えていたものが実は大きかったと後から分かる。
相手の女の子との場面、印象的でもあるけど何考えているのかよく分からん、、そこが魅力に映ったんだろうな。