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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版のrrのレビュー・感想・評価

3.8
約4時間の超大作。登場人物が多く、一人一人が悩みを抱えていてその相関図は非常に複雑だけれども、なぜか当時の台湾の社会情勢がありありと伝わってくる。やはり、社会を作るのはそこに暮らす個人の感情なのだなと思わされた作品だった。明と暗のコントラストが印象的なカメラワークは絵画のように美しいが、ただ美しいだけでなく少年少女の不安定な心を表していて圧倒された。
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