はな

ポエトリーエンジェルのはなのネタバレレビュー・内容・結末

ポエトリーエンジェル(2017年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

みんな誰もが隠した本当の自分を持っている
都会でキラキラ輝いて見える友達、地味な実家の梅づくりの仕事、決められた将来への反発、だらしない自分との葛藤、

田舎の風景

同じ歳で田舎に帰った私は今、田舎で生きていく人の人生が、地味だとは思わない
都会だけがキラキラしている訳じゃない 田舎の四季のある風景にキラキラを感じられる人は多くはないと思うけど私はそっち側の人間だ 田舎でだってキラキラして生きていける とても大切な物が多いと思う
涙が出るほど、飛びっきり綺麗な風景が
四季の匂いが、移ろいが

どんな場所でも自分に自信が持てれば、
素敵な輝く人生を送れると思った

田舎での梅づくりの仕事を選んだ主人公が私にはキラキラして見えた

草刈機になってしまった僕の右腕
どうか神様普通の右腕に、戻してください
いいえこのままで、このままの僕で、梅という宝をこの手で育てて行きます
神様ありがとうございます

主人公の気持ちの移り変わりを逞しく思った
どんな場所であったとしても自分の宝を見つけられた人が勝ちだと思う

新しい物だけが大切じゃない
最先端だけが大事じゃない
変わらない物も必要だと思う

主人公と周りの人間の変化が爽快で明るく、前向きな映画だった

岡山天音くんのあの脱力感にとてつもない親近感と武田玲奈ちゃんのフレッシュさにやられました

あとは角田最高。。
はな

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