ま ちょっと現実離れした設定だけど
心象を面白く炙り出すには 効果的だったかな
見ちゃいけないけど見てしまう 神様だか邪悪だかわかんない御神体と
殺人犯としてみてはいけないのか 償った人と安堵してはいけないのかの 曖昧な線引きのシンクロが ちょっと興味深い
”償う“という言葉の真実は 本人も他者でも 決して明確に定義できるもんじゃないし
変に萎縮したり肩身をすぼめたり 或いは開き直ったり威勢良く見せたり 色々な身の振り方もあるんだろうけど
とりあえず一番怖いのは 本当に人を殺したのか 不思議になるような自然体でいられる人間なのかもね
よく 凶悪事件後の周囲の人が漏らしてるもんなぁ
”そんな事する人に見えなかった“って…
たださ なんら罪を犯してないけど ギター掻き鳴らす姉ちゃんに 最も心の闇を感じたのは気のせいかな