Now, I am become Death,
the destroyer of worlds.
やっと字幕…つーか劇場でちゃんとね
この作品を映画館で見逃すなんて愚行
映画愛好家として ノーラン信者として
あろうはずがない！と断言できる１本
キューブリックイズム探求者 ノーラン
これは ひとつの到達点で 智略の終着地か
映画という素粒子の究極の結合体にして
まさに ノーランが放つ映像のトリニティー
圧巻なのは そこに焼き付けるヒューマニズムだわな
とどのつまり 歴史って 映画って 人間を超えないのよ
どれだけの技術 技巧 賛美をもってしても
１人の人間に内包されるパラドックスは霞まない
贖罪か 殉教か 言葉は得てして その大義を成さず
ただただ キリアン・マーフィーの瞳に真実が宿る
現代最高の俳優勢の集結の中でも ダウニーＪr.が見事
ボタンの掛け違いのような 皮肉な運命と憎しみで
的確な位置に 観客を回想と史実の狭間に釘付ける
この３時間という 宇宙分子と人類史の壮大な時の旅を
興奮と冷静の矛盾を推進力に 存分に味わおう
