Filmarksの試写にて鑑賞。
体調不良気味で暗転した途端、序盤で少し気絶してしまいました、、スタッフさんゴメンなさい…
監督の長編二作目、、それとみなさんの記憶にも新しい、先日のアカデミー賞での作品賞のハプニングなどもあり、世間の注目を浴びることとなった今作です。
三部構成からなる本編では有りますが、110分超えとは思えないくらい体感時間は短かったです(ど頭に落ちたことを差し引いても、です(汗)
映像の印象はとにかく色彩が綺麗!
アフリカ系の黒人さんの肌の色が美しいのです!そしてみなさん骨格もホレボレします…。横顔のラインが素晴らしく美しい…(東洋人にはない美しさが有ります)
本編は学校で日々いじめにあい、ドラックに溺れる母親の下で暮らす少年シャロンが少年から青年へと成長していく中で、自分の居場所と在り方を模索して行く(これだけ書くと良くあるお話な)のですが、本編はエンタメ作品と賞レースを競ったとはとても思えない、(良い意味で)起伏がほとんどない地味な部類の作品、、大きな感情の動きや出来事が限りなく削ぎ落とされた、とてもシンプルで混ぜ物のないイメージ。
(モチロン、売人が身近に居たり、母親がドラック中毒だという状況は私たち日本人には稀であり、想像をするしかないのですが…)
1人の少年の人生を劇的にでもなく、淡々と切り取ったそれでも飽きさせない映画でした。
公開が始まったら、体調を万全にしてもう一度観に行きます!
※再鑑賞後にまたスコア直します