ひとつひとつのシーンが非常に印象的。
映像も綺麗で、終始画面に見惚れていた。
性的アイデンティティー。
まだまだ我が国じゃマイノリティで(少なくとも僕が触れ生きてきた人生の中では)理解しようとかそもそも考えすら及ばなかった部分が正直あって、そういう意味でも胸を打った。
自分はどういう人間で、誰に必要とされ、ここにいるのか。
迫害され、愛情からは遠い場所にいるからこそ、それを求めては悩み苦しむシャロンの姿は、誰の心にも様々な形でその跡を残すだろう。
月明かりの下。ブルー。
余計な言葉は無粋だ。
本当に、美しい。