黒人社会特有の文化、貧困、麻薬中毒、主人公達のLGBT問題、たくさんのテーマが絡みつく映画だった。(調べた)
美しい映像とともに、静かにストーリーが進んでいく映画。
全体的にハッキリ言われているものはなく、物語として溶けていく感じ。観ている人が感じ取って考えてねっていうものだった。
「どんな状況であっても自分自身であること」を訴える映画だったようだが、結構難解なストーリーだった。ゲイというものに苦悩する姿や、ケヴィンに心を許したあの海のシーン、麻薬売人を嫌いつつ、フアンの後を追うシャロン、感情移入するものはたくさんあったが、少し難しかった。
考えさせられる人には考えさせられる映画だと思う。ただわたしが向かなかっただけで。