このレビューはネタバレを含みます
好きって気持ち自体、ネガティブな事ではないのに、社会のルールで「好き」は制約されてたりします。
この映画、ドラマから追ってたし、見たかったけど、前評判でバッドエンドと聞いてから観るのを避けてました。
まあ、レンタルならいいかなーと、借りて視聴してみたら、そんなドーンと凹む内容ではなかった気がします。
事故は悲しい出来事だけど、本人達の純愛が壊れてないことが、何よりも救いだったかな。気持ちに何一つ嘘をつかない選択をした姿が清々しいような。
それにしても、主人公を取り巻く 登場人物が、人間不信になりそうなほどトゲトゲしていて見ていて嫌な気持ちになったのだけど、それらの人々も、心を通わせれば、悲しい事情を持った人たちなんだと、後半にちゃんとフォローされ、意外と優しい映画なんだなと思った。
ラストシーンは、好みもあるけど、わたしは、百葉箱の婚約指輪は、さわが見つけてくれた方が好きかな(ホタルに導かれるように…)。