インダスの大地

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章のインダスの大地のネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

折角なので記憶を掘り起こしてメモ


2019年春先、ジョジョにハマった。
4部を腰を据えて読むその前に、実写を観てみました。未読と既読でどれほど映画に対しての評価が変わるのか身をもって試してみた(けど後悔したのでやめた方がいい)
未読前に試聴、その後きちんと全巻読破してアニメも全話チェックした上でもう一度実写を試聴。春の記憶を頼りに記録。


未読:
あれ?言われてるほど酷くもなくない?という印象。普通に話は面白いし、軍隊のスタンドバトルも迫力があってカッコいい。ただ、このバッドカンパニーの美しい幾何学模様が織りなす銃痕が、小さくて密集しててかつ規則正しくできあがってるもんだから集合体恐怖症もち的には鳥肌が実り過ぎて無理だった。
俳優については全く詳しくないのですが、ちょっとセリフ棒っぽい人が…?
あとテンポはあまり良くないなとも。昼に観たのに途中やや眠かった。
なんかわからん要素がちらほらあったので、ファン向けのシーンなのかな?と思った。

観終えて
→話が面白かったおかげで観終えての満足感はあった。(そして先に漫画読めば良かったなぁと後悔した。記憶を消してまっさらで楽しみたい。罪を犯した)



既読:
あれ?ちょっと和顔すぎない?という印象。ハーフキャラはせめてそこ寄せて欲しかった(特に三部主人公)
海外ロケは良いと思う。杜王町ってめちゃ洋テイストなハウスばっかりだし。東方家おしゃれ。
やっぱりテンポ悪いな!でも由香子さん観れて良かったよ。康一くんも良平じいちゃんも良い感じですね。億泰もかなり頑張ったな!
スタンドバトルはやっぱり良いですね。迫力もあるし。そして集合体恐怖症再び…。
全国の音石明とファンが泣いた。
シアーハートちょっとおもちゃすぎじゃない?軽くない?
今どきボーリングの爪切りだって!

観終えて
→細かい点を大いに妥協すれば悪くはない。それなりに楽しめる。けど、テルマエの阿部寛みたいに探せばもっとハマり役いたのでは?とか、もうちょいテンポ良くできなかった?とかは思った。
やはりジョジョの実写化は難しい。原作を読むとよく分かる。特に長年原作を愛してきたファンを満足させるのは至難。
でも未読視聴では漠然と面白かったなーと思えていたのも事実なので、全くの負の遺産では無いと思う(ファントムブラッド劇場版は如何程だったのだろう…)
面白いのは原作が最高だからだ!と突っ込まれたら何も言えない。しかしこれを機にジョジョの面白さに触れる人が1人でも増えるなら、それでいいんじゃあないか。

最後に。続編ないんかーい!