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女神の見えざる手のKのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
3.7
疾走感。ときどき見せる危うい表情が彼女のオンとオフの差を際立たせる。ここまでやるかという描写。銃社会に一石を投じるために、いかに度胸と覚悟が必要か伝わってくる。家族を持たない女性主人公が男性を買う描写は初めて見た。彼女の過去を語ることに時間を割いていないのもまた潔く、想像の幅が広がる。迎えに来たのは誰なのか。それを考えるのも一興。すっきりした。
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