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女神の見えざる手のtoolboxのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
5.0
ジェシカ・チャステインの『ゼロ・ダーク・サーティ』『インターステラー』も面白かったが、今作も良い。

ロビー活動という言葉はオリンピックの時に見聞きして調べたが、決定権を持つ人に自分たちが支持する側に賛成させるように働きかける団体、くらいの認識。

今回、ロビー活動を行うのは銃規制法案。これも自分の中では、米国の銃の規制は、なかなか進まないし、チャールトン・ヘストンがライフル協会で頑張ってるというくらいの認識。

いきなり聴聞会に立ち、苛立ちキレる主人公。彼女は銃規制に賛成の立場。こうなった原因は、遡ると……。と過去に話が戻るが、もう未来で彼女は聴聞会に立っているので、観ているこちら側はロビー活動は負けるのか? という気持ちにミスリードされる。が、予想もつかない方向へ上手くもっていかれた。

こういう話をゼロから組み立てられる人は凄いなぁ。と思った。人に勧めたい映画だ。
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