まん

女神の見えざる手のまんのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
2.2
ひとり「オーシャンズ11」的な作風で見やすい。

ロビィストという日本ではあまり馴染みがない職業が主役。

「銃規制に関する法案」という政治的で重めのテーマを扱うのに、観てる側を深刻にさせずとても軽やかに魅せる。

アマプラでもフィルマークスでもかなりの高評価なので多くの人にすすめやすいかも。

ただ、たくさん映画を観てる人にとっては、かなり序盤に「あーめちゃくちゃフラグ立ててんなー」と、後半の見せ方の展開が読めるので、評価ほどのおもしろさはないかも。

とは言え、実際の映画の長さほど長くは感じないスピード感があって、楽な気持ちで楽しめた。見て損はしない。

アダムスミスが言う「神の見えざる手」はコントロール不可のメタファーだけど、こちらの「女神の見えざる手」は完璧なコントロールを見せてくる、かも笑
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