ひとり「オーシャンズ11」的な作風で見やすい。
ロビィストという日本ではあまり馴染みがない職業が主役。
「銃規制に関する法案」という政治的で重めのテーマを扱うのに、観てる側を深刻にさせずとても軽やかに魅せる。
アマプラでもフィルマークスでもかなりの高評価なので多くの人にすすめやすいかも。
ただ、たくさん映画を観てる人にとっては、かなり序盤に「あーめちゃくちゃフラグ立ててんなー」と、後半の見せ方の展開が読めるので、評価ほどのおもしろさはないかも。
とは言え、実際の映画の長さほど長くは感じないスピード感があって、楽な気持ちで楽しめた。見て損はしない。
アダムスミスが言う「神の見えざる手」はコントロール不可のメタファーだけど、こちらの「女神の見えざる手」は完璧なコントロールを見せてくる、かも笑