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女神の見えざる手のdaisuKのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
3.5
弱者が強者に勝つこと。

そういうときは、弱者側に勝利を導くキーパーソンがいるもので、物語においてはその人物が主人公になることが多い。

重要なのは、勝敗を決定づけるのが、そのキーパーソン“個人”の力ではなく、その周りを取り巻く“チームワーク”の力に起因するということだ。

だから個人的には、ジェシカ・チャステイン演じる主人公の手腕そのものよりも、彼女の戦略に従って素晴らしい連携を見せるチームメンバーたちに目がいった。
(今作を観た方なら、このチームワークこそが最大の武器であることがお判りのはず)

この勝敗の真理は、スポーツの試合においても、仕事のプロジェクトにおいても、複数人(チーム)で行われる物事すべてにおいて当てはまることなのだと思う。
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