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女神の見えざる手のstandfieldのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
3.7
すごい話だった。

ロビイストって日本じゃ馴染みがないからよく知らなかったけど、この映画のおかげでよくわかった。自分たちの利益を政治に反映させるためにあらゆる手を尽くす。アメリカではそれが当たり前になっているんだな。
今作は銃規制法案を通過させるためにロビイストが奮闘する話になっているが、銃社会が問題視されているアメリカの人にとっては究極の問いかけとなる内容だと言えるだろう。

ジェシカ・チャステイン演じる主人公のワーキングマシンぶりがすごくかっこいい。自分の信じるもののためなら他人を利用し、裏切ることも辞さない。冷酷非情だが、一貫性があるという意味で魅力的だった。

ラストのどんでん返しは驚愕必至。
「そういうことだったん!?」ってなります。
僕は最後まで全く予測できませんでした。
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