松井の天井直撃ホームラン

命美わしの松井の天井直撃ホームランのレビュー・感想・評価

命美わし(1951年製作の映画)
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↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。

☆☆☆☆

いや〜これは面白かったな〜。
自殺の名所のすぐそばに住んで居るのが、笠智衆と杉村春子夫婦。新聞記者の三国連太郎と、学生の佐田啓二が息子役。自殺する若い美女2人に、淡島千景と桂木洋子。

「またですか、お父さん!」

予感がしたら居ても経っても居られない。笠智衆と杉村春子の夫婦の会話が絶妙な可笑しさ。
こうゆう役をやらせたら杉村春子の右に出る者は居ない、と感じさせる。

暗い話なのに笑って笑って、最後には幸せな気分にさせられてしまう。

これは隠れた秀作ですね。

2010年 12月12日 ラピュタ阿佐ヶ谷