日本的素朴純朴ユーモアの映画で佳作であった。
この素朴さと言うのは、悪く言えば幼いということなのだが私はこの田舎っぽい純朴さが日本人の良き姿だと思っている。
日本人に限らずどこにでも本質にはある姿か…
身投げスポット近辺に住まう一家の物語。
デリケートな社会問題をユーモラスに描いていた。
凄い表情で度々自殺センサーを感知し救助に向かう父・笠智衆。救助作戦はどこかコミカルだが理に適っているなー…
笠智衆の住む古城の内堀は、自殺者が多く、これまで救った人も多かった。今日も、妊娠の末捨てられた桂木洋子を助け、息子の三国が淡島千景を救った。記者の三国は、告発記事を書く。それが、桂木の父親宮口の勇気…
>>続きを読む自殺名所の堀池の近所に住む気の良い老夫婦が、自殺者の気配を察知し未然に防ぐ見護りの優しさ。その老夫婦の笠智衆と杉村春子の朗らかな人の良さが、暗くなりがちなテーマを松竹大船調の人情味溢れるホームドラマ…
>>続きを読む「帰郷」「君の名は」の間に、絶妙な松竹大船調の心温まる人情喜劇のお手本の様な演出を見せた大庭秀雄監督の傑作。古城お濠端自殺の名勝地側に住む元校長笠智衆、妻杉村春子は何人もの自殺寸前の人を救って来たが…
>>続きを読む笠智衆(伊村早吉
杉村春子(妻みね
三國連太郎(長男寛一
佐田啓二(次男修二
小園蓉子(長女民子
坂本武(高山
小沢栄(快雲
淡島千景(あさ子
宮口精二(大島
桂木洋子(娘房江
北龍二(梅澤
土紀就…
1951年作品。自殺者が多い城の内濠の傍にする親子が、夜な夜な見廻りをし、自殺しようとする人を救うというストーリー。
ふざけた話のようだが、実はそうではなく、何故かホンワカする話だ。
笠智衆と杉村春…
〖1950年代映画:人間ドラマ:松竹〗
1951年製作で、自殺者が多い城の内濠の傍にする親子が、夜な夜な見廻りをし、自殺しようとする人を救う…な人間ドラマ⁉️
いろいろあったけど、めでたしめでたしな…
↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。
☆☆☆☆
いや〜これ…
松竹お得意の人情喜劇的なドラマ
群像劇風だけどあえて主役を選ぶなら笠智衆(&杉村春子)だと思う
【あらすじ】
自殺の名所として観光地化しているお堀の近くに住む笠智衆一家(父笠智衆、母杉村春子、長男…