子供以上、大人未満な17歳。
この年頃は厄介だ。
心が風邪をひき、こじらせ状態。
自分の事がいろいろ分かってくる年頃。劣等感、自己嫌悪、悲劇のヒロイン、思い込み、嫉妬、猜疑心、優劣、、狭い世界の周りと比較した自分。家族など距離が近いほど募るイライラ。反抗期ってハンを押されるのも嫌だ。素直なんて言葉は遠い世界のこと、、。
ただ、思春期特有なんて限定できないし、こういうティーン映画を老若男女が評価するって言うのは、それぞれに今の自分に繋がる部分を見出すからで、もちろん、客観視できる人もいて、それは幸せな青春だったのではと想像される。でも、このこじらせた風邪が完治しないまま時が過ぎてしまった人には結構痛くて愛おしいんじゃなかろうか？恥ずかしながら私もその一人^^;
自宅にプール！があっても満たされない心。彼女に好意を示す韓国系の彼の家のプールはもっとすごい！ここで私の気持ちはやや冷める^^;
冷静にみると、みんな結構いい人ばかりだし、とても恵まれた環境にいるのに、それが見えない分からない。ほんの一歩前に出ただけで、世界はガラリと変わって見えるんだけど、それが簡単にはできないんだよなぁ〜。
それでも、半歩出た感じがいい。「ゴーストワールド」という映画を思い出した。
ウッディ・ハレルソン先生が素敵だ。
なんだか取り留めのないレビューになってしまいました。すいません。言いたいのは、なんだかんだ言っても、ちょっと照れるけど、心の中でそっと応援したくなる映画だな、ということです ^_^
