maki

エゴン・シーレ 死と乙女のmakiのレビュー・感想・評価

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)
3.3
いつの世も芸術家に振り回される
人達という
関係は変わらないのかもね。

エゴンシーレの一生を描いた今作
すみません存知上げませんで
絵は有名なのしか知りませんでした

エゴンを演じた俳優さんが美男子過ぎて
美しいものを描く美しい人という構図が一粒で二度美味しい現象でした。

妹との関係性危うくてエロいなと
思ったし
女性への描く執念が本当に凄い
実際の絵を見て見たくなりました

芸術に命を燃やす男、を支える女達

絵のためにどこまでも利用してしまうエゴンの身勝手さに
それでも女達が湧いては離れないのは
それだけ彼の絵と才能に(あと彼自身のルックス)に魅力があり惹きつけて止まなかっただろうなぁ
って

現代のアーティストとかもそうだけど
酷い男だと分かっていても
他の男にはない非凡な魅力に
私が支えなくちゃとなってしまうのかな

愛より芸術なんだなぁ
maki

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