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エゴン・シーレ 死と乙女の橤のレビュー・感想・評価

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)
3.7
遊び人と言われたシーレが私には 可哀想で人としても魅力的に見えました。。1番は芸術に対する気持ちや思想が、やっぱりあれ程の作品を造った彼にはとてもしっかりしたものがあって、誰にも自分の絵を馬鹿にさせない(ポルノ絵)という対抗心があり、やはりクリムトと並んで20世紀を代表する画家だなと改めて感じた。絵を描いてる私にとって尊敬。前半は彼の煌びやかな日常や女性とのシーンがほとんどであったが、後半は一変する。妹への愛は兄弟としての強めの愛なんじゃないかなと思った、、逮捕歴はあるが、シーレ役の俳優のインタビュー映像を観たら、3日間のみだったと聞いた。当時としてはグレーゾーンだったようだ、今では考えられないけど。私も彼のファンだから、モデルや妹が嫉妬に苦んだ気持ちがよくわかっちゃうね!
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