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エゴン・シーレ 死と乙女のmのレビュー・感想・評価

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)
3.4
忠実。
うまれもった才能の持ち主の大抵は繊細さゆえの孤独も持ち合わせている。そして芸術を芸術と呼ぶことにつよく向き合い続けているからこそ世の中のありふれた芸術に否定的な面もある。そのことの、そいうひとの、価値に一般と呼ばれるひとたちはなかなか気づけない。これは心の問題でないし良心的かどうかの問題でもない。溢れ出たものが分かりやすくくみとられるので根っこを分かろうとする人はあんまりいない。それでもそのことのいい面は時代を超えてそのひとの心に寄り添おうとするひとがいることかな。
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