科学とホラー。着眼点とそのポイントは良し。
特に各種造形はとてもよく凝られていて『おぉぉ……』という気持ちになったし、ちゃんと一つ一つ演技していく役者さんたちにも感嘆。
基本的には良い、あからさまに雑だなってポイントも少ない。
……が、無いわけでもない。某犠牲者の件は唐突すぎてむしろ驚く隙さえ無かったし、終盤折角“あれ”の色が変わったのに直後再び戻っているのも『何故?いや何だったのあれ?』という気持ちに。
造形の説得力は文句無しだが、反面演出上の細かなところの説得力みたいなものが時々不親切だなあと感じた。