ある晩、ベテラン検死官親子の元に身元不明の女性の遺体が運ばれる。
いつもの様に検死をはじめる2人だったが、通常ではありえない不可解な点がいくつも出てくる。
そして検死を進めるうちに怪奇現象が次々と起こる様になるのだった…。
監督はあの大傑作POV『トロール・ハンター』のアンドレ・ウーヴレダル。
この人は絶対のちにビッグバジェット映画撮ること間違いなしでしょうね!
本作もコンパクトながら非常に質の高いホラー映画でした!
恐怖を通り越して「何?何なのこの遺体!?」と観客に興味を抱かせる話運びが見事としか言いようがありません。
検死官親子の関係性や、素人目にもわかりやすい検死という仕事のディティールの細かさが映画への取っ付きやすさを担っています。
R15指定で人体解剖という露骨な描写が多々あるため、苦手な人は苦手かもしれませんが誰もが楽しめるエンタメホラーに仕上がってると思います。