ゆきたん

アンダー・ザ・シルバーレイクのゆきたんのレビュー・感想・評価

3.5
こんな意味のわからん映画は初めて見たんじゃないかと思う。意味不明な映画っていっぱいあるけどだいたいザ・カルト映画的なエルトポとか(例がちょっと浮かびませんが)いかにもな感じではなくパッと見普通の恋愛映画かなって感じなのにめちゃくちゃ変な映画だ。まず気になったのがBGMがクラシックな古い映画風なのだ。変に新鮮味を感じた。主人公の男は忽然と消えた向かいのアパートに住んでる美女サラを探しているようですぐ脱線する。いろんな物事や現象に何か意味が隠されていると信じて暗号を読み解こうとするんだけどサラを探してるんちゃうかったっけ?それより家賃払わないと追い出されるのにそっちが先では?とずっと思いながら見る。何を探してるのかわからんけど全てが奇妙でずっと夢を見ているのかなとも思う。結論、この人統合失調症かなんかじゃないんかしら。統合失調症の人の妄想を映画化したみたいな、そういう感じがすごい面白かった。あとなんとなくキューブリック味を感じたんだけどそういう人いる?特に2001年宇宙の旅をやたらと思い出した。
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