この映画はみんなが言う通り謎めき過ぎて監督の世界観すごすぎませんか？ってなるし、もはやサムがやってた謎解きみたいなものも全然わからなくて説明もないし映画が2時間半もあったことすら感じないくらいアンダーザシルバーレイクの世界に誘われる、、とりあえず監督の全作「アメリカンスリープオーバ」「イットフォローズ」を見ておいて良かった。寧ろ見てなかったらもっとこの世界に困惑していた。
多分この映画ははっきり結末描かれないし、見る人それぞれの見方で変わってくるんだろうなあと思う。
サムは夢も失い家賃滞納、仕事もしないで親に嘘までついてダラダラ過ごすだらしない男な訳だけど、ある日美女を見つけてちょっと人生に希望できた？ってところで美女も消える。だけど諦めずに美女を追ってLAの異色な世界を走り回るみたいな。
最初は家賃滞納仕事なしってもっとやることあるくない？って思ったけど、自分の都市伝説オタクの力を使ってもう一度会いたい美女探しをする旅はサムにとって家賃も仕事も忘れられる都合のいい現実逃避みたいなものだったのかなって思いました。(それもどうかと思うところはあるけど)
若さ故？華やかな街に憧れた故？街の陰謀とやらに巻き込まれていく姿は見てる側も同じようにちんぷんかんぷんながらも、監督の世界観の思うツボなのかなあって感じで、内容を深く考えすぎると眠くなるから多分こう言うことを言いたいのかなあなんて沸々と考えながら見てました。
