このレビューはネタバレを含みます
ありがちな恋愛映画かなと思って、ひとりでふらっと休みの日の午後に珈琲飲みながら鑑賞。
2人が出会って、恋に落ちて、ちょっと別れそうになって、お互いの大切さを再認識っていう流れは王道の恋愛映画なのだけど…
わたしはこの映画を本当に観てよかった。
まず登場人物全員にちゃんと役割があって、みんなに感情移入ができる。
お母さんのように、自分の旦那は耳が聴こえないだけで特別という気持ちもわかるし、
ヒロインのようにまわりがきになるし、自分が申し訳なくなるという気持ちもわかるし、
息子のように中身を熟知していれば誰よりも大きい人と思う気持ちもわかる。
ただ、自分が最近結婚したから、というのもあるんだけどこの先ずっと一緒にいたい
と思うのは、誰を選ぶのにもやっぱりなかなか勇気のいることだから、結局は自分の意志や勇気や決断力が大切なんだと思う。
だから飛行機からジャンプして勇気を示したところはあり彼女の勇気であり、結婚を決意する女の隠喩だったんじゃないかな。
別れた旦那にヤキモチを妬かれるも、元旦那はすぐお客さんと寝ちゃうダメ男っていうのも、、、
笑いながら見れるくらい大人になった女の人におすすめの映画!