地上波にて鑑賞。(東海テレビ・ディレクターズカット版)
「風が吹けば、枯葉が落ちる。
枯葉が落ちれば、土が肥える。
土が肥えれば、果実が実る。
こつこつ、ゆっくり。
人生フルーツ。」
と、ナレーションの樹木希林が発し、老夫婦の物語がはじまる。
「自分ひとりでやれることを見つけてそれをコツコツやれば、時間はかかるけれども何か見えてくるから、とにかく自分でやること」
「今日たべたものが、10年たって人間の体の細胞をつくり出すのだそうです。毎日のたべものが、10年先の健康を支配するという実感を、その頃から大事にしてきましたし、それが息の永い人生設計の基本になったような気がします」
「夢は、遠くの方を見ていた方がいい」
などのアフォリズムを浴びながら、「人間とは」「人生とは」について考えさせられた。
将来、この老夫婦のような老後を楽しみたいなぁ。