このレビューはネタバレを含みます
地元のスーパーでかつての恋人だった人と再会する。まさかの邂逅に思わず目を逸らしてしまうほどだったが、話せば話す程昔の思い出が昨日のことのように蘇る。彼女はすでに家庭を持っていて結婚して子供を育て家庭を築き上げている、だが一方は仕事を失ったばかりの中年無職。実生活に不安と不満を持ちつつもなんとか一日を生きる2人は、一夜限りのこの日だけのもしも2人が結婚していれば、、の世界いわば夫婦ごっこをを楽しむことにした。淡く、脆く、それでいて嘘ではないもの、嘘の世界にだけ許される愛の告白に2人は慎重に一線を越えまいとするも、、
明日にはまた別々の世界を過ごすことがわかっているだけにとても美しい時間を垣間見た
衝撃のラストは切ないのに何故だか清々しい
遡ればこの映画は、切なさと清々しさを同時に感じさせることに気づく。2人の演技とノスタルジーによるものだろうか
お互いにまだ好意がある、けどそれぞれの生活は既に形成されている。大人になるにつれて、かつてのように好きだけでは付き合えなくなってしまうのだろうか 大人の月9を見ているようだった
映画自体はずっとサビ
