このレビューはネタバレを含みます
耳、蟻、
ゾッとする感覚を想起させるメタファーとそれをサブリミナル的方法で想像力を喚起させる手法が秀逸
赤ちゃんプレイがこの世で一番怖い
乗り物を乗る時のスピード感溢れるカットはヒッチコックとか仮面ライダーを想起させる
肝は、非常にのどかで週末ホースで水やりポカポカ太陽にハンモックで日光を浴びるみたいな休日は、簡単に脅かされる存在でその相反する光と影みたいな都市性が今日の主題なのだ と感じた
脅かされる瞬間、その世界への入り口はどこにでも落ちている。芝生に落ちている耳みたいに。
その日常と非日常のバランス感が非常にシュルレアリスムと通ずるところがある。
まるでマグリットの絵画を映画にしたような作品だ
日常と非日常の境界線の引き方と
そこに足を踏み入れる主体の心理
自分自身の今日の興味にバッチリハマって興味深かった