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太陽の塔のmamのネタバレレビュー・内容・結末

太陽の塔(2018年製作の映画)
2.1

このレビューはネタバレを含みます

太陽の塔にフォーカスし、識者が色々な視点で解説していく構成のドキュメンタリー。

岡本太郎の人となりには余り触れられず、他の作品も渋谷駅の「明日の神話」くらいで、うーんといったところ。太陽の塔が大好きであれば楽しめたのかもしれないが...。(太郎の作品も特に好きではないので、さらに)
パリ時代の太郎、ブルトンに誘われてた話が興味深いし、フランス語めっちゃ話せててビックリ。

三層の塔は、地下(過去)・地上(現在)・空中(未来)を表現。
民族的なプリミティブなものに強く惹かれた太郎。反原発の思想。チベット仏教を起源とする曼荼羅を太陽の塔で表現したという(もうこの辺になると何が何だか分からなすぎて...)
そうなるともはや万博の意図には沿わないのでは。

丹下健三のパビリオン、メタボリズム建築の天井に穴を開けてぶち抜くという暴挙...。

太陽の塔つくれなかったら、自分が手を広げて展示物になるとか、狂気すぎて震えたわ。

2022-410
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