このレビューはネタバレを含みます
カネコアヤノを観たくて。
ゆっくりな時間と、話が繋がっていく心地よさと劇中歌主題歌のよさ。とろーんとした、あったかいようなぬるいような不思議な気持ちが残った。。。
松本まりかさんの独白のシーンが好きでした。なんかわかってしまう気がしたから。「知らなければ生きてることになってたでしょ、本当って何?まだ心の中で生きてる人と会いたかったのかも。」
見えてないところを見えてないままにすれば幸せなのか、知ったら退屈なのか、永遠にわからない問い。
「どうせなら私が看取りたかったし埋めたかったよ」おかしいけど解っちゃう自分が心のどこかに居る…でも止めるのが愛なんじゃないのっては思う自分もいる。エゴなのかなー、安楽死の問題もそうだけど、自死の問題はむずかしい…「死んだことも肯定してあげないなんて生きてる人間のエゴだよ!」という台詞、刺さる 愛とは何か、好きって何か、ますますわからないー。