うめ

退屈な日々にさようならをのうめのネタバレレビュー・内容・結末

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

宗教と死生観をこんな不思議なストーリーに仕立てるなんて。

死んだようになんとなく生きる。
死んだと知らないなら生きてると同じ。
児童公園の見えない放射能も同じ。

象徴的な仏壇の中のキリスト。
でもお墓はフェンスで仕切られている。
パラレルのような双子。
でも別の人を名乗る。

ーホント、よく練られてる。

罪なのは自ら死を選ぶことか、
それともそれを隠すことか、
それを見ていることか。

ーその違いって何だろう。

今回もこの監督ならではの矛盾や
曖昧な境界線がジワジワと描かれる。

クセになりそうだ。
うめ

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