NorikazuHarada

太陽の下で 真実の北朝鮮のNorikazuHaradaのレビュー・感想・評価

太陽の下で 真実の北朝鮮(2015年製作の映画)
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北朝鮮政府当局によるやらせドキュメンタリー撮影の裏側を暴くドキュメンタリー。単調な映像が眠気を誘い、実際何度か落ちていたと思う。資料映像としては貴重だろうけれども、映画として面白いかと言えば決してそうではない。しかし観る側の知識や想像力と合わせることで初めて価値が決まる作品だと思う。平壌都市部での撮影ということもあり、将軍様の肖像画や銅像を除けば、日本とそう変わらない生活が映っているのに、人々のなんとも言えない表情(特に笑顔)にどこか強い違和感を感じて悶々とする。それが最後のシーンで決定的になる。怖すぎ。
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