餃子夫人

太陽の下で 真実の北朝鮮の餃子夫人のレビュー・感想・評価

太陽の下で 真実の北朝鮮(2015年製作の映画)
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リ・ジンミの幼い少女と周りの人々の生活を表した映画。
8歳のジンミは模範労働者の両親と共に平壌ピョンヤンで暮らしている。
私はYouTubeで幼稚園児が、完璧な笑顔と完璧な演奏をする動画を何回か観ていた。私は釘付けになった。鳥肌からたつ。
この映画は、北朝鮮の検閲の元作られた。
交渉に2年撮影に1年を要した。
ロシアの撮影陣が撮るのだが、常に北朝鮮の監視下での撮影。
テレビで観るそのものである。「作り上げた生活」なのだ。
全ての人に笑顔が無い事に、常に異常に感じる。
少年団に入隊するにあたっ軍服姿で前身頃全てに勲章をつけアメリカ戦での事を40分も話し続ける。
幼い少女達の眠たそうな話を延々とする。
最後のシーンで少女ジンミは、インタビューを受けるが、これだけの思想を毎日毎時、一時でも本音が言えようか?涙が溢れるジンミに自由は無い事が胸に突き刺さってくる。
作らされた笑顔と話方の子供達。
無表情の大人達。作られたドキュメンタリー。
これ以上、書けないです。。
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