Rの無秩序

ザ・カナル 悪魔の棲む場所/運河の底のRの無秩序のネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

結構レビューが良いみたいですね



怒り心頭ってほど酷くもないけど、いつかもう一度みたいってほど良くもない。
そもそも全く怖くない


ストーリーはミステリー調になっていて割と先が気になるし主人公と一緒に推理しながら鑑賞していたから退屈かといったらそうではない。ただオチがあまりにも酷い
映画慣れしてる人たちは主人公が犯人だと思わせておいて実は違う真実が…とおもったことでしょうね
ど直球で主人公が犯人です。あの考察する時間はなんだったのか

簡単にいうと
浮気女殺害 現実逃避 精神的心中

ホラーなんだから捻りやら驚きは二の次だとは私も思います。
でも、それはミステリー風にしていないものに限るわけでそもそも肝心のホラー要素がどっかでみたようなものの寄せ集めでちっともゾッとしない

というかツッコミどころばかりが目について本質が頭にはいってこなかった。


特に気になった点は
過去の事件に擬えて今回の件が起きてるならベビーシッターの女は殺されないで同僚(?)が殺されたのは何故?
それならベビーシッターの女の意味って?
主人公って仕事してるんだっけ?
殺された奥さん、化けてでるにしてもお門違いじゃないか?
義母の感じ悪さは一体何?
ラストシーン、いるはずもない息子をみてニッコリ微笑んだ不動産屋さんは何者なの?


義母のババア(おっと失礼)が感じ悪いことに意味がないせいであの親にこの娘あり感が凄い。主人公が働きもしないで家でゲームばかりしてるとか、そもそも浮気は主人公がはじめたことだとか日常的にDVがあったとかなら納得いくのに説明なしなので旦那ではなく恋人が可哀想だとか切なげな顔してのたまうとんでもない婆さんでしかない。

あと、途中凶器が見つかったとかで(他殺の線はなく事故なのに)主人公と息子が引き離されそうになったシーン、それこそ祖母がいるのになんで息子は施設にいれるみたいな話になってるの?
不必要な描写が多い割に説明不足でホラー描写はやく描きたいから話は適当でいいや!って思ってたのではないかというほどストーリー部分が雑で登場人物の行動が理解不能


地面の足跡とかもよくわからないし幽霊のおっさんは結局出てきてたの?全部妄想?
ラストのビデオをみる貞子シーンは真ん中におかしなシミみたいなのが気になってしまい怖がりそびれ、挙句そのシミから貞子が出てきて…あ!これ主人公が開けた穴かよ!!
いや…なんで一緒に見てほしい筈の大事な映像こんなとこに映し出した…


ツッコミ疲れて気付けばエピローグ
なぜか父親は壁の中から息子を誘う
息子自殺 無事に帰宅
ここは結構驚いたし全体的にストーリーがよければメリーバッドエンドって感じで結構すきだった



途中少し眠たくなったけど退屈すぎてどうしようもないってほどじゃないし純粋な幽霊譚ならば結構雰囲気作りは良い


デビュー作だったようなので別の作品も見てみたい




一番怖かったのは目が覚めたら目の前でサイドテーブルの水勝手に飲んでる刑事
起きるまで大人しく待ってたんでしょ?きもこわいって!
Rの無秩序

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